こんにちは!旅行大好きUPMATEです!
今回は日本のホテルを代表するホテルの一つ「ホテル雅叙園東京」をレビューをしたいと思います!
宿泊した部屋はエグゼクティブスイート。
宿泊特典の館内ツアーやラウンジの利用などまるで竜宮城にいるようにホテルの中だけで夢のような空間を楽しむことができました♪
何度でも宿泊したくなるそんなホテルの一つです。
メモ
2020年12月のコロナ禍の際に宿泊したレビューなので、現在とサービスが異なる場合があります
「ホテル雅叙園東京」について
歴史
1931年(昭和6年)創業。創業当時は本物の味を提供する高級料亭として誕生。料理のお味だけでなく、お客様に目でも楽しんでいただきたいという思いで、芸術家たちに壁画や天井が、彫刻などを館内に装飾を施させ、「昭和の竜宮城」と言われるほど豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂が誕生しました。
2017年(平成29年)より目黒雅叙園からホテル雅叙園東京へと施設名称を変更し、日本の美しさを詰め込んだ優雅な客室に一新。
90年経った今もなお豪華な装飾が館内を彩り、唯一無二のミュージアムホテルです。
部屋について
お部屋は全部で6タイプ。
・アンバサダースイート(120㎡ 定員2名)
・エグゼクティブスイート(80㎡ 定員4名)
・雅叙園スイート(240㎡ 定員2名)
・ジャパニーズモダン(80㎡ 定員4名)(120㎡ 定員4名)
・ジャパニーズ(80㎡ 定員4名)(120㎡ 定員4名)全て畳のお部屋です
・ラグジュアリー(70〜80㎡ 定員2名)
今回私が宿泊したのは、エグゼクティブスイート。
ホテルズドットコムで10泊分のポイントが貯まっていたので、割引きが効き1人15,000円ほどで宿泊できました♪
ちなみに、全室サウナ・ジェットバスを完備しています。
宿泊者は宿泊のお客様専用のエグゼクティブラウンジの利用や、雅叙園アートツアー、宿泊者限定アクティビティも参加可能です。
館内について
レストラン
1階は全部で8つのレストラン。
・旬遊紀(中華料理)
・渡風亭(日本料理)
・CANOVIANO RESTRANTE(イタリアン料理)
・Ner American Grill KANADE TERRACE(洋食)
・結庵 カフェ&バー(フランス料理の家庭の味をベースにした洋食レストラン)
・栞杏(ケーキやチョコレートの販売)
・ステーキハウス はま(ステーキ)
・パンドラ(軽食が楽しめるカフェ)
どこも素敵です♪
特に旬遊紀(中華料理)には、現存する最古と言われる回転テーブルがあるので有名です。
創業当時は家だったのですが、現在は家をレストランとして改装し今もなお使われています。
そのため、暖炉が以前と同じ状態で残っています。
ちなみにこちらの日本最古とされている回転テーブルがある個室は今も利用する事が可能です。
顔合わせやお祝い事などのめでたいお席のときに利用してみたいですね。
予約はこちら
※一休レストランのサイトに飛びます
宴会場
エスカレーターやエレベーターで2階に上がると、そこは宴会場の数々。
ご家族数人で利用できる小宴会場から最大1,200名まで利用できる大宴会場まで幅広く宴会場が用意されています。
1億円かけて造られたトイレ
トイレ?と思われる方も多いかと思いますが、実は雅叙園のホテルスタッフからも一押しをされた豪華絢爛なトイレがあるんです。
創業当時、料亭や食事が豪華でも、お手洗いが普通だと日常に戻されてしまう。。。という創業者のおもてなしの心で作られたトイレはまさに日本一のトイレと言われるほど素晴らしいです。なんとも1億円かけて造られたとか・・・
もちろん入り口から装飾された壁画が出迎えてくれ、中に入ると橋。そして天井画。そしてそして、すべて個室です。
まさに贅を尽くしています。
百段階段
ホテル雅叙園東京といえば、「百段階段」はとても有名ですよね。
ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園の3号館にあたり、1935年(昭和35年)建てられたホテル雅叙園東京唯一の木造建築です。
華やかな宴が行われた7部屋を99段の長い階段廊下が繋いでいます。各部屋の天井や欄間には有名な画家たちが描いた絵が豪華な装飾が施されているとのこと。
最近の研究によるとその豪華な装飾は、桃山風さらにいうと日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、その中でも「百段階段」は装飾の素晴らしさから見ても伝統的な美意識の最高到達点と示されているとのことです。
2009年(平成21年)3月には東京都の有形文化財に指定されています。
「百段階段」を見学するためには、四季折々で開催される企画展に参加する必要があります。
ホテル雅叙園東京の公式ホームページからチケットが購入できるので、そちらからの事前購入がおすすめ!混雑を避けての日時指定券(数量限定)やお土産付きのチケットなどがあるのでぜひチェックしてみてくださいね♪
予約はこちらから
【レポート】まさに竜宮城!豪華絢爛とはまさにこのこと。
数々のホテルを泊まっているUPMATEですが、、、「ホテル雅叙園東京」は良い意味で期待を裏切ってくれました!
ここまでエンターテイメント、歴史的な美術館とは写真やネット上の情報だけでは想像できなかったです。。。
コロナが落ち着き、通常通りのサービスが受けられるようになったらぜひまた宿泊したいホテルです。
エントランス&館内へ到着!
目黒駅から徒歩5分ほどと駅からとても近くいです。が、Googleマップで行くルートで行くととてつもなく急な下り坂なので要注意。
私たちはマップで見ると近いので「歩いちゃえ!」と行ってしまったのですが、結構な坂にびっくり。次回からは送迎を利用することを心に決めた下り坂でした笑
参考
送迎バスは「JR目黒駅 東口」「JR品川駅 高輪口」から出ています。
雅叙園⇄目黒駅の往復送迎バスは1時間に3本(平日11時〜21時、土日祝9時〜21時)
雅叙園⇄品川駅の往復送迎バスは1時間に1本(13時〜18時の間のみ16時台はなし)
詳しくは、公式HPをチェック!
ほんの5分ほど歩くと、ドンッと構える大きなビル。(実はAmazon本社のビルでした。そしてその奥には重々しい雰囲気で「雅叙園ホテル東京」が見え隠れ。
そして、入り口入ってすぐの石碑には「園叙雅」
ついに来ました!
ホテル雅叙園東京!
エントランスから入りロビーまでは、素晴らしい壁画の数々と素敵なレストランを何軒かを通り、やっとロビーに行ける宿泊者専用のエレベーターに乗ることができます。
日本庭園を散策♪
ホテル雅叙園東京に来たなら、素晴らしい日本庭園も特記したい一つ。
ホテルの方の案内によると、創業当時は現在よりもさらに広い庭園だったとのこと。改装をする際日本庭園の土地は少なくなってしまったのですが、庭園の見事な滝は以前からあったものをそのまま利用したりと以前の様子をそのまま残しているところもあるそうです。
庭園にも出ることができるので、少しだけですが散策してみるのも楽しいですよ♪滝の裏にも行けます♪
ついにチェックイン!
チェックインは15時から受け付けています。
チェックインをするためには、館内1階突き当たりにある「宿泊者専用」のエレベーターから8階フロントへ行きます。
8階に上がると和服を来た女性のフロント係の方にチェックインの手続きをしていただきます。
その際次の日の朝の「雅叙園アートツアー」の参加のご案内をしていただけます。現在はコロナの影響で先着15名様限定での開催なので、事前にホームページでの予約をお勧めします♪
実は、その他にも宿泊者限定のアクティビティが雅叙園にはあります。
今回はコロナ禍だったので「アートツアー」のみでしたが、次回は他のものも参加したいと思います♪
ちなみに、料金はどれも無料にて楽しむことができます。
参考
宿泊者限定アクティビティ
■雅叙園アートツアー(前日17時までの予約)
毎日 9:00~10:30
■抹茶のお点前
毎週金、土、日曜日 14:00~17:00
8階エグゼクティブラウンジにて
■モーニングヨガ
(前日17時までの予約)※各回8名
毎週日曜日 7:30~8:30
4階和室宴会場ホワイエにて
お部屋「エグゼクティブスイート」へ
チェックインが済むと、お部屋へ案内していただけます。
今回は9階のエグゼクティブスイートのお部屋へ。
ドアを開けると、80平米の広々としたお部屋!
入って左手には2畳ほどのウォークインクローゼット。そして右手にはミニバー。
そして、ダイニングや仕事でも利用できそうな木のダイニングテーブル。
そして、窓側には横になって寝れそうなくらいゆったりとしたソファーとサイドテーブル。
そして、右手の部屋に入ると、2台のダブルベットが並んでいます。
そして、10畳くらいありそうな広々としたバスルーム。床はもちろん大理石。
お風呂もジェットバスがついているので、ゆっくり疲れを取ることができますね!
アメニティの充実度もさすが雅叙園。
私の中で感動したのは、丸いケースのハンドクリーム。
とても香りも良くしっとりしとても気に入りました♪ なかなかホテルのアメニティにハンドクリームがないので、こういう心遣いがあると冬だと尚更嬉しいですよね♪
ちなみに、コロナ禍のためテーブルの上には「除菌ウェットティッシュ」が用意されていました!肌に優しいノンアルコールというのも女性には嬉しい心遣いです♪
エグゼクティブラウンジ「桜花」で1日ゆっくり
ホテル雅叙園東京に宿泊する醍醐味のひとつとして挙げられるのは「ラウンジ」ではないでしょうか。
私も楽しみにしていたひとりです♪
ラウンジのタイムスケジュール
■ティータイム 11:30~13:00
お好みの茶器で、コーヒーや紅茶を楽しめます
■アフタヌーンティー 14:00~17:00
季節の和菓子屋色とりどりのスイーツが並びます。
■イブニングカクテル 17:30~20:00
目黒川を臨む美しい夕景とともに、和の小鉢やカナッペ、日本酒やワインを楽しめます
■ナイトキャップ 20:00~22:00(L.O21:30)
夕食やおやすみ前のひと時に、国産銘柄で揃えたお酒を愉しめます
今回はコロナ禍だったため、残念ながら20時からのナイトキャップの営業はありませんでした。
私たちのアフタヌーンティーからイブニングカクテルまでの過ごし方
15時にチェックインし、少し部屋を堪能した後はラウンジへ。
アフタヌーンティーは、14時からなので少し早めに到着したら利用できそうです。
ちなみに通常ですと、金土日曜日開催の抹茶のお点前もこちらのラウンジでいただけます。
アフタヌーンティーの食事のラインナップは約15種類。
和菓子、洋菓子、軽食と豊富です。
・チョコレート
・ミニケーキ(4種類ほど)
・サンドイッチ
・ミニハンバーガー
・カナッペ
などなど
ホテルによくあるアフタヌーンティーを想像していただければOK♪
ドリンクも、ソフトドリンク(桃ジュース・リンゴジュース・みかんジュースなど)、紅茶、コーヒー(カプチーノ・カフェラテ・ブレンドなど)から選べます。
小食の方だとお腹いっぱいになってしまいそうです(笑)
アフタヌーンティーを軽くし、館内お散歩と軽くワインをいただいていたら、あっという間にイブニングカクテルの時間に。
イブニングカクテルはまた格別。
サンドイッチやミニハンバーグなど少し同じものもありましたが、甘味の代わりに和の小鉢やおつまみにピッタリの小皿がずらり。
もつ煮、燻製チーズ、帆立、生ハム、サーモンなどなど。。。
そしてドリンクもビール、日本酒、ワイン、ハイボールと種類豊富に取り揃えています。
ちなみに・・・
ビールは「TOKYO CRAFT」(エビスやプレミアムモルツが好きな方はハマるはず!)
日本酒は純米大吟醸、純米吟醸と3種類ほど用意されていました。(濃厚で甘めのザ・王道の味が揃えられています)
ワインは山梨県産の赤ワインと白ワイン。重め赤ワインが好きな方は1階の「カフェ&バー Pandora(パンドラ)」がおすすめです♪
参考
宿泊者限定で使えるラウンジ。
実は、他に来客があって宿泊はしないけど一緒に過ごしたい場合でも有料で利用できます。
ラウンジへ入ったときに、部屋番号を確認されるのでその際その旨を伝えるとおひとり様約5,000円で利用できますよ。
次の日朝早いため宿泊はできないけど、軽く雰囲気を味わいたいという方にぴったりですね。
余談ですが、、、
イブニングカクテルの時間を待ちきれず私たちが立ち寄ったお店は「カフェ&バー Pandora(パンドラ)」
目の前に滝が広がっていて、とても開放的な雰囲気です。
濃厚で重めの赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨンとか)が好きなので、グラスワインを注文。
グラスにたっぷりに注がれた赤ワインとピーナッツのおつまみまでついてきます。ちなみに価格は800円と意外にリーズナブルでした。
とてもおいしかったです♪
ピアノの生演奏の時間帯もあるので、時間を調べていってみるのもいいかもしれませんね。
コロナ禍でなければ、20:00から22:00まではナイトキャップのお時間。
国産銘柄で揃えたお酒が用意されているそうですよ。ウイスキーのストレートをいただいて、夢心地で眠りにつくのもたまにはいいですね。
ルームサービスでお部屋で夕食
コロナ禍の影響もあり、今回はお部屋でルームサービスを頼みました♪
注文したのは、中国料理の「旬遊紀」から5品、イタリアン「カノビアーノ」より1品。
…はい。美味しすぎて追加注文し、食べすぎました笑
参考までに注文したものです。
・ボロネーゼ
・エビチリ
・シュウマイ
・棒棒鶏
・五目炒飯
・麻婆豆腐
ぺろりといただきました♪
お部屋に広めのダイニングテーブルがあるので、ゆっくりいただけます♪
しかも、自分たちのお部屋なのでゆっくり食べられるのも嬉しいポイント♪
普段はあまりしないのですが、ルームサービスもとてもいい体験でした♪
朝食は「New American Grill ”KANADE TERRACE”」で新様式のビュッフェスタイル
今まではラウンジでの朝食提供だったようですが、コロナ禍の影響により1階の「New American Grill'KANADE TERRACE'」で朝食をいただくことになりました。
一つ一つ綺麗に小分けにして器に盛り付けてあるので、安心していただけます。
しかも、炭火で仕上げた焼き魚やかまどから届くグリル料理などとりわけが必要な温かいものは全てシェフやスタッフの方が盛り付けてくれます。
そして目玉なのが、シェフが目の前で作るライブステーションの出来立ての卵料理やフレンチトースト!
その中でも1番お勧めしたいのが、フレンチトースト!
絶品すぎました!!!
注文すると席まで運んできてくれるのもありがたいですね。
ちなみに、営業時間は朝7:00~10:30まで。ゆっくりいただけます。
この日はクリスマス前だったので、ローストチキンやローストビーフなどクリスマス仕様になっていました。
今回は9時から「雅叙園アートツアー」に参加のためバタバタしてしまったので、次回はツアーに参加せずゆっくり朝食をいただきたいと思います♪
宿泊者限定「雅叙園アートツアー」には参加すべき!
朝ごはんはゆっくりいただけませんでしたが、1時間30分におよぶ雅叙園の館内ツアーに初参加!
宿泊者専用のエレベーターの前に9時に集合し、今回は定員の15名で回りました。
ホテルのスタッフの方1名がガイドとして案内してくれました。
雅叙園は2017年にリニューアルをしたものの、創業当時からのものをほとんど利用しているとのこと。
「昭和の竜宮城」といわれたのも納得できるほどの素晴らしい装飾が各部屋、各所に施されています。
今もなお宴会場として利用されているというのだから驚きですよね(笑)
ちなみに、宴会場の一つは「千と千尋の神隠し」のシーンや、「MISIA」のPVにも利用されたとのことです。
アートツアーならではの豆知識が聞けたり見れたりできるのも、参加する特権です!
創業当時から約90年利用されている宴会場の他にも、神前式の会場、そして日本料理「渡風亭」の宴会場と日本庭園、中国料理「旬遊紀」の現存する最古といわれている回るテーブルの個室などを歴史を交えてお話ししていただきました。
雅叙園を知るとても良い機会でした♪
ちなみに、前述の通り「百年階段」は別途チケットが有料で必要になるので注意してくださいね。
そして、名残惜しくチェックアウト
11時のチェックアウト。
滞在時間20時間だったのですが、本当にあっという間のひと時でした。
楽しい時間って本当にあっという間ですよね!
8階のフロントにてチェックアウトしたあとは、再びラウンジへ。
コーヒーや紅茶、ジュースのサービスがあり、13時まで利用できるとのことだったので、1時間ほどゆっくりさせていただきました。
ラウンジで朝食を提供していたときは、朝食から13時まで通してサービスを提供していたのかもしれません。
もしラウンジでの朝食提供に戻った場合は、ぜひホテルのスタッフの方に聞いてみてくださいね。
あぁ、楽しかった。幸せなひと時でした♪
さいごに
いかがでしたか?
思い出しただけでも、幸せな気持ちにさせてくれるホテル雅叙園東京。
約90年にわたるおもてなしの心から始まった竜宮城は今もなお存在しています。
また宿泊したいホテルとなりました。
参考になると嬉しいです。
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